2011年12月4日日曜日

近接信管

モモです

近接信管です。

直撃しなくても、近づくだけで爆発する起爆装置です。

有名なのはWW2でマリアナ沖海戦で使用された
VT FUSE すなわちVT信管です。

この砲弾により日本の飛行機はバッタバッタと落とされ
マリアナ沖の七面鳥と揶揄されました。

恐ろしい兵器ですが
でも此の応用例は少し閃けばたくさんあります。

実際あまり表舞台では語られていませんが

魚雷があります。

潜水艦から発射されたそれは
目標物の近くで爆発します。

船の底3m下でもいいのです。

直撃しなくても爆発するのであれば
威力は絶大です。

この信管の開発にもマンハッタン計画相当な規模の資金が投入されております。

いったいアメリカはあの当時どれだけのプロジェクトを同時進行させたのでしょうか?

B-29の開発
全自動歩兵銃 M1-ガーランド
マンハッタン計画
VT信管の開発
レーダーの開発
暗号解読

こららをシステマチックに1940年当時遂行できたのです。

これらはどれも陽の目をみたプロジェクトです。
想像ですが
この5倍の陽の目を見ないプロジェクトが同時進行していたと思います。

ほんとうにすごい国です。

コールマンのガソリンストーブ
モモは大好きな一品ですが

これさえもWW2のために開発されたものです。

現在家の断熱材に使われているスタイロフォーム
これも戦車上陸用の浮き剤として開発されております。

こういうことを学校は教えるべきですね。
実際韓国は日本の成功事例を徹底的に研究して
今それを実行して、成功を手にしているわけです。

君が代斉唱どうのこうのより
どうすれば、日本という国家が生きていくか
それをシステム化し、組み上げるべきです

今の日本なら、自国だけで、生存できるかもしれませんが
世の中そうではないんですね。

世界経済の中でどうするか
イギリスのような余生を楽しむのか
方向性を考えることが一番重要です。



0 件のコメント:

コメントを投稿