2010年1月25日月曜日

チャーリーとの旅

モモです

図書館で偶然に知り合った本です。
スタインベックの晩年の作品です。
アメリカをフォードトラックに乗って、犬のチャーリーと旅する
話です。
とても楽しかったので
怒りの葡萄にいきました
戦前ですでに資本主義の発達したアメリカは
カリフォルニアでとれた大地の恵(モモ)が加工技術がないために
熟れて、腐らせてしまい、そのあげくに土地を追われる農家の話でした。
缶詰にする加工工場を持っている資本家に家も土地も奪われる内容です。
さらに
1000円でこれの映画がDVD化されていたのでGET
モノクロでしたが、戦前映画とは思えない画像でした。
フォードトラックに乗って一家が移動する姿を思い出します。

戦前の映画というとモモは風とともに去りぬを思います。
高峰秀子さんや軍の将校さまたちが
東映の被写室で、ご覧になっていたようです。
戦争中にカラーでこの大作、このスピリットですから
将校さまたちは、大変な国と戦争してしまったと後悔していたとうです。

その国の文化レベルは、その国の映画作品をみれば一目瞭然とありましたが
ほんとうにそうだとおもいます。

戦争中のさなかに用賀あたりに新築住宅を作っていた
登場さん、人気ないの当たり前だし
自殺も失敗、今なら、国会で野党から総攻撃は間違いなしですね
憲兵ひきつれていた、恐怖政治だからこそできたんですね。

映画でも見て、アメリカを勉強といわないまでも
感じ取ってくださればよかったと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿